和柄とは日本古来の柄で、多くの日本人に親しみのある柄です。主に伝統工芸品や浴衣、千代紙などにこの和柄が使われています。
巾着や小物入れ、ブックカバーやケースに手作りの浴衣など色んなアイテムにピッタリです。
ちりめん生地や着物の切れ端など、使う生地によってもお手入れ方法が異なります。桶に水と中性洗剤を入れ、手洗いで優しく洗うか、クリーニングへ出しましょう。
洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに入れてオシャレ着コースを洗濯します。脱水を10秒ほどにすることで形崩れを防げます。
直射日光に当ててしまうと、生地が大きく縮んでしまいます。必ず日陰で干しましょう。
生地にもよりますが、ちりめん生地の場合はデリケートなので、取り扱いには注意が必要です。
洋服や小物等を自作する人の間で今、和柄の生地を使うことがブームになりつつあります。その理由は色々ありますが、和柄の様々な模様にはそれぞれ意味合いがあるという特徴がまず一つあるようです。例えば、波の模様には平穏という意味があり、落ち着いた色合いのファッションを好む人に愛用されます。そうしたように、ファッションの色合いや洋服の形態以外でも個性を表現できるというのが、和柄を利用する人の最大の目的の一つです。また、小物等を作り贈り物にする時にも、そのシーンに合った和柄を選び相手へのメッセージとできるという点もあります。唐草模様には発展という意味合いがあり若い夫婦等に、亀甲模様には長寿という意味合いがあり両親や曽祖父等へという粋な計らいができるのです。
そんな和柄の生地は、世界でも人気が出始めている関係で専門店はもちろんのこと、総合通販等でも手に入れられます。それらの価格比較をしてからオークションサイトを確認してみるのもよいでしょう。通販サイトでの大まかな価格を確認した後、オークションで目当ての生地が安く買えるかどうか確認してから選ぶと安くつきます。また、着物のはぎれを利用するという手もあります。身内や知り合いに着なくなった気物が合ったり、専門店で買う等して手に入れることができます。
そして、和柄の生地を使うときには実際に使った人の使用例を確認しましょう。お気に入りの生地を手に入れ服や小物を作っても、イメージと違って少しがっかりしたという経験がある人も少なくないようです。ブログやSNS等で写真入りの使用例を確認したり、店舗で入念に服に合わせてみたりと、しっかりとしたイメージをしてから選ぶ必要があります。また、見た目だけでなく生地に使われている素材にも注目し、目的とするものに適しているかも確認しましょう。